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2012年04月20日

4.19名護市要請行動


中南部を中心に放射能問題のネットワークによる学習会や各自治体へ
の要望活動などを精力的に行っている「てんふぁ沖縄 未来にいのち
をつなぐ会」の名護市への要請行動に先日、立ち上げたばかりの「や
んばるの暮らしを考える会」も参加して、名護市への「震災ガレキ受
け入れ」は被災地への支援とはならないことや、「琉球セメントの被災
地ガレキの焼却灰受け入れ」の放射能拡散への心配について、率直な
意見交換をした。幾度も被災地を激励に行かれた親川副市長は、この
震災ガレキの広域処理問題が取りざたされる以前から、名護市役所と
しては、放射性物質の問題や学校給食の安全性についても勉強会も開
催し、また市内のゴミ処理問題についてもきちんと時間をかけて論議
している現状なので、国の姿勢がどうであれ、安易な受け入れはしな
いと明確な回答をされた。

やんばるの会では農業の生産者の立場からの被災地の支援のあり方や
農業に係る製品の放射能汚染の心配を代表の片岡さんより報告がさ
れた。
最後に茨城県で幼い子ども二人を育て、原発事故後も地元(福島)で
ないという理由で情報がないままに大気、水、食べ物に至るまで内部
被曝させてしまった母親が、放射能から逃れるために各地を転々とし
て沖縄へたどり着いて・・・やっと子どもたちを屋外で安心して遊ば
せることが出来たこと、残してきた夫の体調悪化で検査入院の現状を
切々と訴えた。
今後、放射能汚染が全国に広がる中で、ガレキのみならず、様々な
形で汚染物質の流入が加速されることに、名護市行政をはじめ、市民
自身の自覚と対策を講じる必要を痛感する貴重な時間であった。


      




Posted by まーめ at 13:31│Comments(0)
 
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