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2011年12月09日

八重山教科書問題学習会


11月27日(日)いーなぐ会の「八重山教科書問題」の学習会に参加。
琉球大学教育学部の山口剛史さんによってこの教科書選定問題の根っ
こで何が進められているのかが市民に伝えられた。
「公民」とは子どもたちが初めて「憲法」と出会う教育の現場である
こと。そこでは初めての主権者としての基礎をつくるために、どんな
教科書を「教材」として使うかが問われます。
そのために今回のような驚くべき強行手段を用いても「育鵬社教科書」
選定がなされたのか?「日本の教育の在り方」を変えて行きたいと考
えているグループの周到な準備がなされたことが理解されました。
狙いは「歴史教育」「道徳」を通じた愛国心育成であり、「改憲」への
一歩です。そして、それは必ず右派首長を中心に教育行政ルールの改
変、地方議会への圧力、教育行政メンバーの「改正」へと『横浜方式』
と言われる一連の『仕組まれた教科書選定』が横浜市はもとより、東
京都杉並区や石垣市において「地方から教育を変える」掛け声でが次
々に行われているのです。そして今、沖縄が狙われているのです。
その意味においても「いーなぐ会」が名護市の稲嶺進市長の元に、名
護市の子どもたちの教育を守るために、この複雑怪奇としか言いよう
のない「八重山教科書問題」を学んだことは名護市民にとって重要な
機会だったと思います。






Posted by まーめ at 20:54│Comments(0)
 
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