› 北限のジュゴンを見守る › いっぱくさんのコスモロジー
2011年09月05日
いっぱくさんのコスモロジー
第2会場の資料はまだまだ手付かずのものも多く、ごく一部の展示だそうですが、日
記やスケッチブックなど、いっぱくさんの温もりが感じられる資料ばかりで、興味が
尽きない。
名護博物館に飼育されていたお気に入りの宮古馬の「馬之介」のスケッチの数々、
その他、ネズミやブタたちなど身近な生き物たちへのユーモラスな眼差し、伊江島の
厳しい闘いのスケッチ、山原船、海岸風景そしてキジムナー等々。
そして最期に展開されたのは戦死した親友の詩人、三浦一衛へ捧げた『南の星座』シ
リーズ。なぜかそれらは全て縦の構図ばかり・・・彼はジャングルの親友に「風を
送ってやりたかったのだ・・・」と記している。いっぱくさんの謎は深い。
Posted by まーめ at 23:24│Comments(0)