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2011年05月06日

沖縄県立美術館

連休の初日、「県立美術館のあり方を考えるシンポジウム」に参加
した。県知事による館長人事が論議を呼んで問題の発端だが、そ
もそも沖縄県立博物館が首里から移転して、新都心に美術館と併
用されるという奇想天外な出発から謎が始まっていた。
外野からとやかく言う問題ではないと思っていたが・・・、むし
ろ市民がおかしいと思うことはとても「普遍的・根本的」な問題
を孕んでいたということがシンポジウムに参加してよく解った。
この美術館の謎はいくつもあるが、その代表的なのが、この風景。
美術館の正面に位置する巨大なパチンコ店のビル。
現代美術館としての「キッチュ」な風景ならともかく、県内唯一
の『沖縄県立美術館』の周辺風景としては余りにシュールでは・
・・と言うと「これがオキナワのチャンプルー文化」には、絶句!
政治も文化も県民自身の自覚と責任の上に育つ、今回の館長人事は
県民が今まで不問にして来た文化行政のツケに他ならない。


沖縄県立美術館


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Posted by まーめ at 13:01│Comments(0)芸術
 
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