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2011年04月05日

汚濁防止膜


福島で海の汚染の拡大を防ぐために張られる『幕』と、この小さな海の破
壊作業で用いられている「汚濁防止幕」は、ほぼ同じ仕組みだ。
この幕の効果についてはマスコミの報道でさえ、「水はゆっくりと浸透し
ます。ただ、幕を張ることにより水流が区域内で還流するので多少の時間
稼ぎにはなるでしょう。」というだけの『気休め』に過ぎないものである
ことが全国的に証明された。
ここ東江では、私たちは幾度もこの「汚濁防止幕」の欠陥を指摘し、工事
の与える周囲の海域へのダメージについても注意を喚起して来た。
http://ari3tsu.ti-da.net/e3291169.html
これから、東江の礁池では、投入された砂を海底に敷き詰める海中ユンボ
による暴力的な作業が開始される。この小さな海での管理費だけで私たち
の税金1000万円も費やされるこの「汚濁防止幕」がどれだけ東江の海
の汚染を防ぐことが可能であるのかをしっかりと監視して行きたい。
小さな海から日本が見え、世界が丸ごと見える。




Posted by まーめ at 11:56│Comments(0)
 
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