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2013年03月03日

安和の闘いに学ぶ


2月28日、名護市中央公民館にて「いーなぐ会」と「やんばるの
暮らしを考える会」との共催で沖縄県内の反公害運動の先がけとも
言われる琉球政府時代の煤塵対策を求める住民運動について「安和・
勝山区煤塵対策委員会」委員長の長山豊守さんをお迎えしての講演
会を開催しました。
今、名護市の安和地区において沖縄県全体の産業廃棄物の最終処分
場の建設計画が持ち上がっています。安和区の地元住民の合意は
もとより名護市民にもその中身は周知・合意されていません。
全てが都合のいい一部住民だけの合意をとりつけて、強引に既成
事実を積み重ねて行く沖縄県の姿勢は民主的とはいえません。

琉球セメント工場の煤塵飛散に対して安和の住民はムシロ旗を立て
座り込み、昼夜を厭わぬ団体交渉を続けた結果95%の煤塵のセー
ブと様々な改善策を勝ち取ったそうです。
今回は産業廃棄物の焼却灰を琉球セメントのリサイクル素材として
再活用するという方向も出ているそうですが、はたしてリサイクル
セメントの安全性は証明されているのか?などあたらな疑問も出て
きました。

まずは、沖縄県に対し情報公開とゴミ問題の解決手法(焼却)の妥
当性を問い、私たち自身の生活スタイルの問い直しから始め、安全
性に向けての科学的根拠を追求して行きたいと考えています。





Posted by まーめ at 22:07│Comments(0)
 
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